高齢者レクリエーションを楽しんでもらうコツ
介護職員の悩みに、利用者のみなさんにレクリエーションを楽しんでもらえているのだろうかというものがあります。頑張って企画し実施したものの、あまり盛り上がらなかったり途中で抜けてしまう人がたくさんいたりすると落ち込んでしまいます。
利用者にレクリエーションを楽しんでもらうコツはないのでしょうか。高齢者のデイサービスでは、毎日何らかのレクリエーションが行われています。その中で、人気があるレクリエーションをいくつか紹介するので、企画の参考にしてください。
体を使うレクリエーションでは、音楽に合わせて体を動かすリズム体操やチームになって先頭の人からバトンを渡して往復し、早いチームが勝ちというバトンリレーゲームが人気です。これだと車いすの利用者でも楽しめるでしょう。
頭を使うレクリエーションで人気なのは、脳トレクイズやなぞなぞ、回文、しりとりなどです。これらは着席して全員で参加できるので、結構盛り上がります。
指先を動かすレクリエーションでは、折り紙やお手玉、そしてお菓子作りなどが人気です。折り紙は作った作品を施設に飾ると喜んでもらえます。お手玉は、ただ単にお手玉をするだけでなく、隣の人とキャッチし合うのもおすすめです。
そして口腔機能を高めるレクリエーションも人気です。吹き戻しという巻き笛は、音も出るので楽しみながらできます。口の周りの筋肉が鍛えられ、誤嚥防止に役立ちます。
これらが人気のあるレクリエーションの一部です。これをそのまま使っても良いですし、これらをヒントに新しい遊びを考えてみるのも良いでしょう。